8月26日はInternational Dog Day|世界で広がる「犬を祝う」から「犬を支える」取り組み

8月26日はInternational Dog Day|世界で広がる「犬を祝う」から「犬を支える」取り組み

8月26日は、International Dog Day(国際犬の日)。

SNSでは愛犬の写真が並び、犬向けのおやつやイベント、キャンペーンなども増える一日です。

でも、この日のもともとの目的を見ていくと、単に「犬の日だから愛犬をかわいがろう」という記念日ではありません。

犬種や年齢に関係なくすべての犬を祝うと同時に、保護犬の譲渡や犬の福祉について考えることも大切なテーマになっています。

そして2026年は、企業やブランドがこの一日を、保護犬を実際に支援する活動へつなげる動きも見られます。

そのひとつが、アメリカのホテルブランドStaypineappleが始めた「Bark Week」です。


International Dog Dayは毎年8月26日

International Dog Day、米国ではNational Dog Dayとも呼ばれるこの日は、毎年8月26日に開催されています。

犬との暮らしを祝うだけでなく、

  • 保護犬の存在を知ってもらう

  • シェルターからの譲渡を促進する

  • 犬の福祉について考える

  • 働く犬たちの役割を知る

といった目的を持つ日です。

現在ではSNSを通して世界中に広まり、「犬の日」として知られるようになっています。


1日ではなく「1週間」にしたホテル

2026年、アメリカのペットフレンドリー・ブティックホテルブランドStaypineappleは、8月26日のInternational Dog Dayを1日だけで終わらせず、8月24日から30日までの1週間を「Bark Week」として展開しています。

Staypineappleはもともと犬との宿泊を積極的に受け入れているホテルブランドです。

今回のBark Weekで特に特徴的なのが、犬に関するキャンペーンを単なる宿泊プロモーションにしていないことです。

期間中に対象となる予約から発生するペット料金を100%Seattle Humaneへ寄付します。

Seattle Humaneは、犬や猫などの保護・譲渡支援を行っている非営利団体です。

つまり、ホテルに犬と泊まるという普段の消費行動が、そのまま保護動物への支援につながる仕組みになっています。


スタッフもシェルターでボランティア

寄付だけではありません。

StaypineappleのスタッフはBark Week期間中、Seattle Humaneでボランティア活動も行います。

そのひとつがPet Food Bankでの支援です。

必要としている地域の家庭へ届けるペットフードの梱包などをスタッフが手伝います。

さらにシアトルにあるStaypineappleのホテルでは、一般の人から未開封のペットフードやおやつを集める寄付活動も実施。

寄付をした人には、数量限定で犬用のおもちゃをプレゼントする取り組みも行われています。

つまり、

ホテル → 宿泊客 → 地域の犬オーナー → シェルター

と、犬を中心に複数の人が参加できる形になっています。


「犬に優しいホテル」から一歩先へ

この取り組みで興味深いのは、ペットフレンドリーという言葉の意味です。

これまでホテルのペットフレンドリーというと、

「犬と泊まれる」

「犬用ベッドがある」

「犬用のおやつがある」

といったサービスを指すことが多くありました。

もちろん、それも犬と旅する人にとって重要です。

しかしStaypineappleのBark Weekでは、

犬と一緒に利用するサービスから得た収益を、まだ家族を待っている犬たちへ戻す

というところまで踏み込んでいます。

犬と暮らしている人を顧客として歓迎するだけでなく、犬を取り巻く社会そのものを支援する。

ペットフレンドリーという考え方が、少し広がっているように見えます。


Ruffwearも「シェルターへ行こう」と呼びかけ

アウトドア向け犬用品ブランドのRuffwearも、2026年のInternational Dog Dayに合わせて、地域のアニマルシェルターへの支援を呼びかけています。

テーマは、保護犬と一緒に散歩したり、外で時間を過ごしたりすること。

犬を迎えることが難しい人でも、

  • シェルターでボランティアをする

  • 犬と散歩する

  • 一緒に外で過ごす

  • 地域の保護活動を支援する

といった形で参加できます。

「犬を飼う人だけの記念日」にしないところも、International Dog Dayの特徴のひとつです。


犬の日に何をする?

愛犬と長く散歩する。

いつもより少し多く遊ぶ。

新しいおもちゃをプレゼントする。

もちろん、そんな過ごし方も素敵です。

でも世界の取り組みを見ると、もうひとつ選択肢があります。

近くの保護施設を調べる。

必要としている物資を寄付する。

保護犬の情報をシェアする。

少額でも支援する。

犬と暮らしていなくてもできます。

International Dog Dayを、

「自分の犬を祝う日」から、「世界にいる犬について少し考える日」へ。

そんなふうに捉えると、8月26日の意味も少し変わって見えてきます。

Brott JOURNALでは、これからも世界で生まれている犬との暮らしや、犬を取り巻く文化・社会の変化を紹介していきます。

 

参考文献・出典

Staypineapple
“Staypineapple Turns International Dog Day Into Full Week of Giving Back With ‘Bark Week’”
2026年8月20日
https://www.prnewswire.com/news-releases/staypineapple-turns-international-dog-day-into-full-week-of-giving-back-with-bark-week-302856609.html

Ruffwear
“International Dog Day”
2026年8月17日
https://ruffwear.com/blogs/explored/international-dog-day

Pet Sitters International
“2026 Pet Holidays”
https://www.petsit.com/2026-pet-holidays

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