黄砂と犬のお散歩について

黄砂と犬のお散歩について

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春になりお散歩や外出が楽しい季節となりましたね。

しかしながら、春といえば黄砂の季節でもあります。

4月13日から日本全土で黄砂が飛来し、影響が出ています。

そこで今回は愛犬家の皆様が疑問に感じている、黄砂について知っておきたいことや愛犬とのお散歩について注意したいことについてご紹介します。

 

黄砂とはそもそも何?

 

まずは、黄砂とはそもそも何なのか気になりますね。

黄砂とは、中国やモンゴルなどの砂漠地帯で発生した砂嵐が、季節風の影響で日本や韓国などの周辺地域に飛来する現象のことを指します。

元はただの砂ですが、それが風で運ばれている中で鉱物や汚染物質を含む事によって、人の健康、濃霧によって交通機関などに影響を与える可能性があると言われています。

花粉よりも大変小さな大きさで、主に春季から初夏にかけて飛来します。

 

黄砂が人体に及ぼす影響は?

 

黄砂が人体に及ぼす影響については、呼吸器系や目に影響を与える可能性があります。

黄砂を吸い込むことで気管や肺に入り、炎症を引き起こしたり、鼻や目の粘膜に刺激を与え、アレルギー症状や目や肌のかゆみなどの症状が現れることがあります。

ぜんそくやアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などをお持ちの方は症状が悪化する可能性があり、健康な人でも注意が必要です。

※環境省、気象庁HP参照

 

黄砂が愛犬に及ぼす影響は?

 

黄砂が愛犬に及ぼす影響について、獣医さんの意見を確認しました。

 

【花粉や排気ガス、黄砂などの小さな粒子は肺に蓄積することになります。ただ、視界が遮られるほどの状態でなければ、日常生活の中でも排気ガスなどを散歩で吸っていますので、大きな問題になることはない。しかし、黄砂の濃度が高い場合は、外出やお散歩は控えた方が良い。】

 

お散歩に行くべきか行かないべきか?

 

以上の回答を踏まえると、黄砂が特に飛来している日などは無理に外出・お散歩には行かなくても良いと考えられます。

人体でさえ影響があると言われているので、もっと小さな体の愛犬にとってはやはり目に見えない影響も考慮しなくてはなりません。

 

人と同じで黄砂による影響がない犬もいるかもしれませんが、アレルギー体質の犬は特に注意してあげたいところです。 

 

黄砂が来なくなる時期

 

最後に黄砂は3月から5月にかけて発生することが多く、6月頃にはほとんど飛来しなくなります。

季節風の強さや、雨天など気象条件によって黄砂が来ない年もあるそうです。

2023年はなるべく早く黄砂が飛来しない事を祈るばかりです。

 

 

まとめ

 

以上をまとめますと黄砂が多く飛来している日は、急ぎの用事以外はなるべくお散歩・外出を控えるのが安心だと思われます。

 

ただおトイレタイムをいつも外でしているワンちゃんにとっては制限出来ないので、いつもどおりの生活をさせてあげる事を優先しましょう。

 

その他かんたんに出来る対策として・・

外出時のマスク、空気清浄機の使用、屋外へ洗濯物は干さない、帰宅後のシャワー、愛犬への対策ではお散歩に行く場合には洋服を着せて少しでも付着する事を避ける、帰宅時には全身をブラッシングしたり、ウエットタイプのボディタオルで全身を拭き取るなどが考えられます。

 

人にも影響があると言われている黄砂です。

人も犬も安心・安全に暮らしていけるようになるべく黄砂を取り込まないように注意して黄砂を乗り越えましょう。

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