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プールで水遊びをする犬たちのそばで、飼い主も一緒に休日を過ごす。そんな集まりが、ギネス世界記録になりました。
2026年9月27日、米国ラスベガスのウォーターパークで開かれた「Doodlepalooza(ドゥードゥルパルーザ)」に、296匹の犬が参加。「犬のプールパーティーへの最多参加数」として認定され、10月2日にギネスワールドレコーズの公式記事でも紹介されました。
水遊びに写真撮影、犬の水着コンテスト。さらに、その日の楽しみが保護犬の支援につながる仕組みもある、にぎやかなイベントです。
会場は、ラスベガスのCowabunga Canyon。犬の保護団体Doodle Rescue USAが企画し、犬用のブラシやシャンプーなどを扱うWe Love Doodlesが協賛したイベントです。
当日はギネス世界記録の公式認定員が会場に入り、参加した犬の数を確認しました。認定されたのは296匹。記録の公式ページには、達成者としてWe Love Doodles、達成日として2026年9月27日が掲載されています。
この数字に入っているのは、パーティーに参加した犬たちです。飼い主と会場へやって来て、一緒に過ごした一日が、世界記録への参加という思い出にもなりました。
「うちの犬も世界記録に参加した」と話せる休日。そんなおみやげがあると、帰宅してから写真を見返す時間まで楽しそうです。
イベントの案内では、波の出るプール、子ども向けの水遊びエリア、芝生の広場が犬たちに開放されました。開催時間は午前11時から午後2時まで。ウォータースライダーは休止し、飼い主は膝までの浅い場所などから犬を見守る形です。
人が泳ぐための施設も、使う場所とルールを変えると、犬と家族のための遊び場になります。水辺と芝生があるので、過ごせる場所も一つに限られません。
主催側の開催報告には、水遊びエリアで遊ぶ犬たちと、そのそばで見守る家族の様子が紹介されています。犬を連れて入場できるだけでなく、犬が遊ぶことを中心に予定が組まれているのが、この日の面白さです。
もし自分の犬と出かけるなら、どこで長く過ごすだろう。水辺だろうか、それとも芝生だろうか。会場のつくりを知るだけでも、愛犬との休日を想像したくなります。
会場にはプロのペット写真家が撮影するレッドカーペットのコーナーや、犬用品などの出店も設けられました。水着コンテストでは犬たちが登場し、優勝した犬にはたすきとティアラが贈られたと、ギネスの当日レポートは伝えています。
水遊びをする日なのに、レッドカーペットまである。その少し大げさなくらいの演出に、犬のための休日を本気で楽しもうとする人たちの熱意を感じます。
帰りの準備にも気が配られていました。ギネスのレポートによれば、協賛ブランドはシャンプーとコンディショナーの小袋を配り、ブラシや犬用ドライヤーも使えるようにしていたそうです。
犬と水遊びへ出かけるなら、遊んだあとの手入れも大事な段取りです。そこまで含めて会場に用意されていると、飼い主にはありがたいもの。撮影や出店だけでなく、帰る前の支度にも犬用品のブランドらしい工夫がありました。
イベント名にある「ドゥードゥル」は、プードルをルーツに持つミックス犬を指す呼び名です。企画したDoodle Rescue USAも、こうした犬たちの保護や新しい家庭探しに取り組んでいます。
協賛するWe Love Doodlesは、犬の手入れに関する情報発信から始まり、家庭で使うグルーミング用品へと活動を広げたブランドです。今回の催しでは、保護団体と犬用品のブランド、そして犬と暮らす家族が、水遊びという共通の楽しみで集まりました。
犬がきっかけで、初めて会う人と話した経験はないでしょうか。「何歳ですか」「そのブラシ、使いやすいですか」といった会話なら、普段の散歩でも覚えがあるかもしれません。
特別な知識を披露しなくても、目の前にいる犬の話ができる。そんな集まりを、思い切ってウォーターパークで開いてしまうところに、このイベントらしい楽しさがあります。
Doodlepaloozaは、保護活動のための資金を集めるイベントでもあります。団体の案内では、収益は獣医療、一時預かり家庭への支援、犬の移送、譲渡に向けた活動などに充てるとされています。
具体的には、予防接種や治療、一時預かり中のフードや用品、新しい家庭とのマッチングなどです。犬を保護してから次の暮らしへつなぐまでには、こうした支えが必要になります。
参加する人にとっては、愛犬と出かける一日。その参加が、別の犬のケアに役立つ。何に使われるお金なのかがわかると、楽しかった思い出にもう一つ、うれしい理由が加わります。
保護犬の支援に関心があっても、最初から譲渡や一時預かりに関われる人ばかりではありません。自分が楽しめるイベントを通じて団体の活動を知ることも、関わり方の一つです。今回の催しは、その入り口を水遊びのある休日にしました。
このニュースを読んでまねしたくなるのは、犬が楽しむ時間を先に決めて、そこへ人の予定を合わせることです。
たとえば、歩くのが好きな犬なら、慌ただしく通り過ぎていた散歩道をゆっくり歩く。おもちゃで遊ぶのが好きなら、家で一緒に遊ぶ時間を予定に入れる。なじみの犬と穏やかに過ごせるなら、飼い主同士で散歩の時間を合わせてもよさそうです。
イベントへ出かける場合も、愛犬が落ち着いて過ごせる広さや、途中で休める場所があるかを見て選びます。写真を撮る時間と、カメラをしまって犬に付き合う時間の両方を用意できれば、人にも犬にもゆとりが生まれそうです。
予定を詰め込まず、好きなことを一つ選ぶ。それだけでも、いつもの休日に楽しみができます。
ラスベガスでは296匹が集まり、世界記録が生まれました。自分たちの次の休日には、目の前の一匹と何をしよう。そう考えるきっかけをくれる、明るいニュースです。
参考資料