毛が抜けにくい犬種とは?

毛が抜けにくい犬種とは?

こんにちは、Brott日本公式オンラインストアブログです!

愛犬をモフモフすると、顔や服に犬の毛がいっぱい付いてしまうことがありますよね。可愛くてたまらないけれど、毎回掃除機をかけたりコロコロしたりと少し手間がかかる・・。

 

そこで今回の記事では毛が抜けにくい犬種の特徴についてご紹介!

毛が抜けにくいことでお掃除の手間が軽減され快適に過ごしやすくなります。

 

そもそも犬の毛が抜けやすい、抜けにくいってなぜ?

犬の毛質や抜け毛は、一般的に以下の3つのパターンに分けることができます。

トリミングが必要な犬種:

一部の犬種は、毛が伸び続けるため、定期的なトリミングが必要です。

このタイプの犬種は、毛が伸び続けることで抜け毛が比較的少ない傾向があります。代表的な犬種例としてプードルやシュナウザーなど。

シングルコートの犬種:

シングルコートの犬種は毛質が短く密度が低い特徴があります。抜け毛が比較的少ないですが個体差があります。
犬種例としてイタリアン・グレーハウンド、フレンチ・ブルドッグ、スムースコートのチワワやミニチュア・ダックスフンドなど。

ダブルコートの犬種:

ダブルコートの犬種は上毛と下毛の2層構造を持っており、これらが異なる周期で抜け替わるため抜け毛が多い特性があります。
犬種例として柴犬やシベリアンハスキー、ポメラニアンなど。

 

毛が抜けにくい犬種の特徴

犬種はその特定の目的や特性に応じてブリーディングされてきました。

例えば狩猟や使役犬は毛が邪魔にならないように選ばれ、ダブルコートを持つ犬種は寒冷地での作業に適しており、愛玩犬は家庭内での快適さや美しさを重視し、毛が抜けにくいことや美しい被毛が選ばれる傾向がありました。

 

毛が抜けにくい犬種の特性は、ブリーディングの歴史や犬種の目的に深く関係しています。犬種の起源や背景を探ることも興味深いですね。

 

長い毛周期:

毛が抜けにくい犬種は毛周期が長く、通常は一定の長さで成長し続けます。このため換毛期が少なく毛がほとんど抜けません。

毛質の特性:

毛が抜けにくい犬種の毛質はしっかりとした密度を持ち、抜け毛が少ない傾向があります。

トリミングの必要性:

毛が伸び続けるため、毛が抜けにくい犬種では定期的なトリミングが必要です。また、毛が絡みやすくダマになることがあるため、ブラッシングも重要です。

 

毛が抜けにくい犬種のメリット・デメリット 

それでは毛が抜けにくい犬種の実際のメリットもデメリットも、詳しく見ていきましょう!

 

アレルギー症状の軽減:

毛が抜けにくい犬種はアレルゲンが空気中に放出される量が少ないため、アレルギーを持つ人にとっては症状が軽減される可能性があります。

※ただし、毛が抜けにくい犬種であっても完全にアレルギー症状がないわけではないので注意が必要です。

掃除がしやすい:

お掃除がしやすく毛の飛散が少ないため、いつも清潔を保ちやすい。

健康管理のしやすさ:

定期的なトリミングが必要ですが、これにより犬の健康状態や皮膚の異常を早期に発見しやすくなります。

 

毛が抜けにくい犬種には確かに多くのメリットがありますが、一方でその特性がもたらすデメリットも忘れてはなりません。

 

毛が絡みやすい:

毛が長くなりやすく絡んでしまうことがあります。これは犬にとって不快で痛みを伴うことがあります。特に目の周りの長い毛は視界を遮る可能性があり、口の周りの長く伸びた毛は汚れやすく定期的なお手入れが必要です。

定期的なトリミングやグルーミングの必要性:

月に1回以上の定期的なトリミングやグルーミングが必要です。時間と費用が必要コストになります。

皮膚の健康リスク:

毛が長く残りやすいことで皮膚の通気性が悪くなるリスクがあります。これが皮膚病や炎症の原因となることがあります。定期的なブラッシングや皮膚ケアが不可欠です。

 

毛が抜けにくい代表的な犬種の紹介

次に毛が抜けにくい犬種についてサイズ別にご紹介します。

 

小型犬

  • トイ・プードル
  • ビション・フリーゼ
  • マルチーズ
  • シーズー

中型犬

  • ミニチュア・シュナウザー
  • ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ
  • ケリー・ブルー・テリア

大型犬

  • アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
  • スタンダード・プードル
  • プーリー (お手入れは高難度)
  • コモンドール(お手入れは高難度)

 


今回は毛が抜けにくい犬種についてお伝えしましたが、犬の魅力はただ毛が抜けないだけではありません!

それぞれの犬種が持つ特性や個性、そして家族との相性なども大切です。

 

毛が抜けにくいことは飼い主にとってはもちろんうれしいポイントですが、それ以上にどんな犬種でも愛犬とのかけがえのない日々が幸せですね。

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