5月からのフィラリア・ダニ予防

5月からのフィラリア・ダニ予防

そろそろ暑い日が増えてきた5月ですね。

緑葉の季節で気持ちの良いお出かけ、お散歩が出来ますがそれと同時にこの季節から気をつけなければいけないことがあります。

 

特に暖かくなってきた5月から気をつけなければならないのが、ダニの発生とフィラリアの予防です。

忘れがちですがとても大切!

 

みなさんの大切なワンちゃんを守るための対策方法をご紹介いたします。

 

ダニについて

暖かくなるとダニが活発になります。

犬の体に付着して噛まれてしまうと健康に影響を及ぼすことがあります。貧血、アレルギー、皮膚炎などの原因になる可能性があります。

 

ワンちゃんのお手入れには以下のポイントをチェックしてください。

 

  1. 定期的なブラッシングとシャンプー:
    犬の毛並みはダニの温床となりやすいため、定期的なブラッシングとシャンプーが大切です。ブラッシングによって毛並みの中に潜んでいるダニを取り除いたり、噛まれていても早期発見に繋がりやすくなります。

  2. お散歩時には草むらや湿った場所を避ける:
    ダニは生い茂った草むらや河原などの場所に多く生息しています。散歩の際はなるべく犬がそのような場所に触れないように気をつけましょう。また散歩後は犬の体をしっかりと確認し、ダニがついていないかチェックしましょう。整備された公園よりも自然豊かな草地や森などには特に多く生息していると言われています。

  3. もし噛まれていても無理に取らないで動物病院へ:
    ダニは一度噛むとかなり強固に付いてしまいます。そのため無理に取ろうとすると犬の皮膚を傷つけたり、ダニの体の一部が皮膚に残ってしまう場合があります。適切な処置を行うために動物病院へ早めの診察をおすすめします。

  4. ダニ予防製品の利用:
    市販されているダニ予防の製品を利用したり、駆除薬の定期的な投与がお勧めです。どの製品を選んだら良いのか不安な際にはかかりつけの獣医師に相談してみてください。

 

そして、夏にはダニ対策だけではなくこちらの予防もお忘れなく・・

 

フィラリア症の検査と予防

フィラリア症は蚊を介して感染しますので、定期的な検査と予防薬の使用が大切です。

 

予防薬を使う前にはすでにフィラリア症にかかっていないか調べる必要があります。(もし体内にフィラリアがいた場合には、予防薬を使うことに寄って血管内につまったり、アレルギーや心停止など重篤な症状が起こり得るため)

 

必ずかかりつけの動物病院にてフィラリア症にかかっていないか検査を行ってください。

 

蚊の活動が活発になる5月から6月頃の検査が適しています。

地域によっても多少異なるため、最適な検査の時期や予防についてはかかりつけの獣医師に相談してください。

 

  1. 定期的なフィラリア検査:
    かかりつけの獣医師に相談し、毎年定期的なフィラリア検査を受けることをおすすめします。
  2. フィラリア予防薬の使用:
    定期的にフィラリア予防薬を投与することで犬をフィラリア症から守ることができます。

具体的な検査や対策についてはかかりつけの獣医師さんにご相談ください。

 

ワンちゃんは家族の一員です。

 

この夏も快適に過ごしてもらうために今からダニ対策とフィラリア予防をしっかり行いましょう。

 

皆さまの大切なパートナーでもあるワンちゃんの健康をサポートできることを心から願っています。

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